評価基準

評価基準

  本協会の平成24年度からの評価は、短期大学の教育研究活動、組織運営、施設設備、財務等の状況を多角的に評価し、短期大学の主体的な改革・改善を支援する評価に資する意味から、短期大学が日常的に自己点検・評価が可能となるよう評価領域を再編成いたしました。再編成では、従前の10の評価領域を四つの基準にまとめ、短期大学の日常的な自己点検・評価の作業の展開を一層しやすくし、また、複数の領域にまたがって同一の記述を求めるような自己点検・評価の重複を見直すとともに、短期大学独自の特色を生かした記述を追加し、自己点検・評価報告書を作成しやすいように改善しています。

短期大学評価基準の構造

  • 短期大学評価基準は大きく四つの基準から構成されています。
  • まず、短期大学の教育の成果を把握した上で、改めてその責任と役割を確認し(基準Ⅰ 建学の精神と教育の効果)、その達成のために提供される教育や支援の状況を明らかにして(基準Ⅱ 教育課程と学生支援)、その教育研究活動や短期大学組織を支える資源を把握し(基準Ⅲ 教育資源と財的資源)、全体を統制する仕組みを評価・点検する(基準Ⅳ リーダーシップとガバナンス)ようになっています。短期大学が自ら全体を見渡して、体系的な自己点検・評価ができるように配慮しています。
  • 4基準(Ⅰ~Ⅳ)の下には必要に応じてテーマ(A~C)を置き、さらにそれらのテーマにおいて自己点検・評価の主眼となる事柄を区分(1~5)として表しました。4基準の大きなくくりの下で、短期大学は関連ある事柄を有機的に自己点検・評価して記述するとともに、自らの状況や特徴を提示することが求められます。
  • また、短期大学の個性を伸長させることを目的として、「教養教育の取り組み」、「職業教育の取り組み」、「地域貢献の取り組み」という三つの選択的評価基準を設けています。これらの三つの取り組みは4基準にも含まれていますが、各短期大学の取り組みの特色がより鮮明になるよう、4基準とは別に設定しました。選択的評価は個々の短期大学の希望に応じて実施し、課外活動も含め、それぞれの独自性が一層発揮されるよう当該短期大学の取り組みの達成状況等について評価を行います。

短期大学評価基準の構成

基準テーマ区分
基準Ⅰ 建学の精神と教育の効果 A 建学の精神 1 建学の精神が確立している。
B 教育の効果 1 教育目的・目標が確立している。
2 学習成果を定めている。
3 教育の質を保証している。
C 自己点検・評価 1 自己点検・評価活動等の実施体制が確立し、向上・充実に向けて努力している。
基準Ⅱ 教育課程と学生支援 A 教育課程 1 学位授与の方針を明確に示している。
2 教育課程編成・実施の方針を明確に示している。
3 入学者受け入れの方針を明確に示している。
4 学習成果の査定(アセスメント)は明確である。
5 学生の卒業後評価への取り組みを行っている。
B 学生支援 1 学科・専攻課程の学習成果の獲得に向けて教育資源を有効に活用している。
2 学科・専攻課程の学習成果の獲得に向けて学習支援を組織的に行っている。
3 学科・専攻課程の学習成果の獲得に向けて学生の生活支援を組織的に行っている。
4 進路支援を行っている。
5 入学者受け入れの方針を受験生に対して明確に示している。
基準Ⅲ 教育資源と財的資源 A 人的資源 1 学科・専攻課程の教育課程編成・実施の方針に基づいて教員組織を整備している。
2 専任教員は、学科・専攻課程の教育課程編成・実施の方針に基づいて教育研究活動を行っている。
3 学習成果を向上させるための事務組織を整備している。
4 人事管理が適切に行われている。
B 物的資源 1 学科・専攻課程の教育課程編成・実施の方針に基づいて校地、校舎、施設設備、その他の物的資源を整備、活用している。
2 施設設備の維持管理を適切に行っている。
C 技術的資源をはじめとするその他の教育資源 1 短期大学は、学科・専攻課程の教育課程編成・実施の方針に基づいて学習成果を獲得させるために技術的資源を整備している。
D 財的資源 1 財的資源を適切に管理している。
2 量的な経営判断指標等に基づき実態を把握し、財政上の安定を確保するよう計画を策定し、管理している。
基準Ⅳ リーダーシップとガバナンス A 理事長のリーダーシップ 1 理事会等の学校法人の管理運営体制が確立している。
B 学長のリーダーシップ 1 学習成果を獲得するために教授会等の短期大学の教学運営体制が確立している。
C ガバナンス 1 監事は寄附行為の規定に基づいて適切に業務を行っている。
2 評議員会は寄附行為の規定に基づいて開催し、理事会の諮問機関として適切に運営している。
3 ガバナンスが適切に機能している。

選択的評価基準

選択的評価基準基準
1. 教養教育の取り組みについて 基準(1) 教養教育の目的・目標を定めている。
基準(2) 教養教育の内容と実施体制が確立している。
基準(3) 教養教育を行う方法が確立している。
基準(4) 教養教育の効果を測定・評価し、改善に取り組んでいる。
2. 職業教育の取り組みについて 基準(1) 短期大学における職業教育の役割・機能、分担を明確に定めている。
基準(2) 職業教育と後期中等教育との円滑な接続を図っている。
基準(3) 職業教育の内容と実施体制が確立している。
基準(4) 学び直し(リカレント)の場としての門戸を開いている。
基準(5) 職業教育を担う教員の資質(実務経験)向上に努めている。
基準(6) 職業教育の効果を測定・評価し、改善に取り組んでいる。
3. 地域貢献の取り組みについて 基準(1) 地域社会に向けた公開講座、生涯学習授業、正規授業の開放等を実施している。
基準(2) 地域社会の行政、商工業、教育機関及び文化団体等と交流活動を行っている。
基準(3) 教職員及び学生がボランティア活動等を通じて地域に貢献している。

(短期大学評価基準は、こちらをご覧ください。)

評価システムの改善

本協会の評価システムについては、不断に見直し・改善を図ることとし、その結果、評価システム等を定め・変更する場合は、案を公表し、広く社会から意見を求め検討を行い、結果を各短期大学関係者に連絡するとともに、インターネット(ウェブサイト)の利用等広く社会に公表します。

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